QUESTION & ANSWER

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質問と回答

ガイアフィールドのCFS工法

Q. CFS工法(スチールハウス)ってどんな建物なの?

A. 私どもの取り扱うCFS工法は、木造ツーバイフォー住宅と同じ枠組壁工法の住宅です。違いは、枠材等スチールだということ。スチールの枠材等は亜鉛めっきされた厚さ6mm以内の薄板軽量形鋼です。内外装は従来の構法と同じです。寸法規格が世界標準であるので自由な仕様、建材、住宅設備が使用可能です。

Q. なぜ、構造材にスチールが使われるのですか?

A. スチールの枠材は白アリや火に強く、年月を経ても反り、ねじれがおこりません。また亜鉛めっきを施すことでサビにも強くすることができ、軽量で施工性に優れています。住宅の構造材料に適した木材は、年々生産量が減っていますが、スチールは世界の鉄鋼メーカーで生産されますので、品質が安定しています。また、解体後の形鋼はリサイクルされます。

Q. CFS用形鋼のほか、どんな材料が使われるのですか?

A. 躯体は、CFS用形鋼に筋違材等をドリルねじで留めたパネルで組み合わせます。躯体以降の施工に用いる建材、住設については今までの構法と同じものを使います。

Q. スチールは錆びやすいのでは?

A. CFS用形鋼には、日本の鉄鋼メーカーが自動車用鋼板などを供給する中で培われた世界トップクラスの表面処理技術による亜鉛めっきが施されているため、優れた防錆性能があります(注:防錆処理の場合もあります)。モニターハウスなどでの計測、解析により100年以上の耐久性があることが実証されています。

Q. なぜ、アメリカ等でCFS法(スチールハウス)が普及しているのですか?

A. アメリカ、オーストラリアでは近年、急速に普及しています。その理由は、地震、ハリケーン、白アリに強いこと、環境への配慮です。地球環境問題に大きな関心を寄せているアメリカらしく、森林伐採による自然環境破壊への懸念が影響しています。また、異種構法を組み合わせた混構造に対する法規制が緩やかなので、木造との組み合わせが認められていることが普及要因となっています。

Q. なぜ、スチールを使えば環境保護になるのですか?

A. 躯体にスチールを使うことによって、住宅建設時の木材使用量を削減できるため森林伐採を抑制できます。また、解体後のスチールはリサイクルされます。また、耐久性の高いスチールハウスは、社会的インフラとして次世代へ受け継ぐことが可能です。

Q. 地震や台風に強いと聞きましたが?

A. スチールの枠材は、長い年月の間に反ったり、ひび割れたりしません。また標準仕様の外張り断熱工法により躯体内環境もいいため通常の国内住宅環境のなかでは、建築環境によって差異はありますが、メンテナンス次第で100年の寿命も可能といえます。

Q. 断熱性や気密性はどうですか?

A. CFS工法の内、ガイアの「スチールハウス」は、外張断熱方式を採用し、家自体をすっぽりつつむいわゆる「魔法瓶構造」です。また、スチールの弱点でもあるヒートブリッジ(熱橋)を反対に利用し、暖かさや冷たさを家全体に速やかに伝導しつつ、温熱環境を保ついわゆる省エネルギー基準をクリアした断熱性・気密性の高い住宅です。“夏涼しく冬暖かい”快適な住み心地を実現します。

Q. 音はうるさくありませんか?

A. スチールは振動のもとになるゆがみや、きしみ、反りなどのくるいがほとんどありません。また、屋外や隣室からの騒音、上階からの衝撃音についても住宅金融支援機構若しくは住宅性能表示等、三者機関の仕様に基づき配慮され施工されております。

Q. 自由な設計ができるの?

A. 弊社の所有の構造計算ソフトSteel-HouseチェッカーVer.3 他提携する構造家の力の結集と開発により、より自由に設計することが可能となってきました。

Q. バリアフリーや間取りの変更はできますか?

A. 生活安全性を高めるバリアフリー仕様、空間の快適さをアップさせるメータモジュール仕様など、子供からお年寄りまで、ご家族みんなが安心して暮らせる設計ができます。また、間仕切り 壁の移動により、間取りの変更も簡単に行えます。ライフスタイルの変化、お子様の成長など家族構成の変化に柔軟に応えられる住まいです。

Q. 和風の住宅もできますか?

A. ツーバイフォー住宅といえば、洋風住宅を思い浮かべられるかもしれませんが、自由な設計が可能です。構造がスチールというだけで、もちろん、和室だけの純和風の住宅を建てることもできます。

Q. 3階建てや共同住宅もできますか?

A. 3階建てや共同住宅にも、最適です。アメリカなどでは、スチールハウスのアパートも珍しくありません。木造に比較すると多少割高にはなりますが鉄筋コンクリート造や重量鉄骨造より割安に、一戸建て3階建て住宅や共同住宅(2階)も建てることが可能であり、かつ耐久性の高い構造物が実現できます。

Q. コストも気になるんですが?

A. 木造ツーバイフォー住宅と本体コストはほぼ同じです。ただし、外張り断熱方式を標準仕様としているので、その分がコストアップとなります。スチールの枠材は、木材に比べ価格が安定しています。将来的には、量産効果、流通の合理化、施工期間の短縮等で、さらなるコストメリットも期待できます。

Q. 保証やメンテナンスは、大丈夫ですか?

A. 当社のCFS工法は、財団法人住宅保証機構による住宅性能保証制度により主要構造部・防水について10年の保証がされています。また当社では、全国同一の高品質施工を実現するため、設計から施工、メンテナンス管理までのトータルシステムを提供し、全国の設計事務所・工務店をサポートしています。

Q. CFS工法で建物を造るには、どこに頼めばいいの?

A. 設計や施工の技術をマスターし、一般社団法人 日本CFS建築協会に加盟している弊社を含めた皆様の身近な設計事務所や工務店が設計、施工を行います。

Q. 賃貸アパートとして考えていますが木造アパートと比べてどう違いますか?

A. 100年住宅として構造保持でき木造とほぼ同価格で構造が担保されることで資産上有利です。また賃貸する場合、建築基準法の「鉄骨造」と表記されますので「木造アパート」よりお客様に対しての安心感としての印象として有利です。
また、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく住宅性能表示制度において劣化対策等級2ないしは3の取得することで30年以上の長期ローンも可能となります。(注:金融機関により異なります)

Q. 構造計算はどのようになされてますか?

A. KC型の場合の構造計算は省略できますが、当社のCFS工法においては、必ず構造計算書を添付しております。ゆえに将来売却する場合においても安心構造として証明された構造物として次の方へと引き継がれます。

Q. 住宅表示制度は適用できますか?

A. 当社のCFS工法による「スチールハウス」は第三者機関による住宅表示制度を適用することが可能ですが、すでに標準仕様において、「1.構造の安定性能(耐震等級–地震に対する強さ)」において2ないし3等級(最高等級3)。2.構造の安全性能(耐風・耐雪等級–風・積雪に対する強さ)」において2等級(最高2等級)。「温熱環境に関する性能(省エネルギー対策等級–断熱・気密性による省エネルギー性能)」において3ないしは4等級(最高4等級)。「劣化の軽減に関する性能(劣化対策等級–防湿・防腐・防蟻性能に)」において2ないし3等級(最高3等級)として確認されております。

Q. もっと詳しいことが知りたいんですが?

A. CFS工法のことなら何でもガイアフィールドへ。お気軽にお問い合わせ下さい。